夜の

なんだかすごくいらいらするんだ。
よくあることさって、他人事ならアドバイスするけど、
原因不明なんだよ。不治の病なんだよ。
でも眠ってしまえば、きっと朝には治ってる。
それがまた、たまらなく嫌だ!

なんだかすごくやるせなくて、
ふわふわ飛んだタンポポの綿毛が、全部おれのところに集まってきてる。
先っちょにつけた爆弾が、いまついに全部はじけたんだ。

何かが狂ったんだ、さっき急に!

眠い目をこすりながら、それでもなお眠りはこない。
暗い夜を吸いすぎて、おなかを壊したのかもしれない。
うえーっ、夜の闇を吐き出さなきゃ!

ここには人がいないよ。
おれの横には誰もいないし、絶対的に人がいないんだ!
だから助けを求める。君に。君はどこにもいないし、要するにつまり、

何かが壊れたんだ、さっき、急に。

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