カテゴリー別アーカイブ: 個人サイト時代

四畳半

ドアから流れ込む心地いい風にふかれている
「春だな」なんて思いながら
薄暗い部屋の中
ぼくはただ目をつぶって心地いい風にふかれている
光は今日ようやっと差し込んできた
ドアの鍵はいつだって開いていた
明日からもずっと開い … 続きを読む

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悪魔のささやき

流されるのもいいさ
でもそれじゃ海に出ちまう
海に何があるって言うんだい
その足で いったん止まれ
歩くのは それからだ
ものすごい流れに
足がとられるかもしれないね
でもまず止まるんだ
ほら見えるだろ
「流れ」自体が
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コロシテクレ

ひさしぶりにまたこの空虚感が戻ってきた。
おれはどうすればよいのだ。
でもこの空虚感を埋めるのはおれだ。
そしてこの痛みを癒すのは慰めじゃない。
喜びじゃない。気休めじゃない。
痛み。
もっと痛みを。
もっと痛みを。
そ … 続きを読む

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間違ってる

間違った世界の中でも、偉くないやつに発言権はない。
いくら間違った世界でも、いくらそいつが正しくても。
そしてその間違った世界を正そうと、必死でもがくけど、そいつは押さえつけられる。
正したい、そのために偉くなったとしよ … 続きを読む

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宇宙

踏み切りにて。
母親が、子供をあやすために電車に手を振っている。
「ほらほら~」
赤ん坊は、母親のわきの下に手を伸ばし、しっかり握った。
あの、小さな手には、不安が満ちていた。
母親は、赤ん坊にとって唯一の安心。
おれも … 続きを読む

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通り過ぎていく

喉の下に、
黒い「もや」が、
いや「ケムリ」が、
たまっているから、
おれはそいつを、
吐き出そうと、
深呼吸をするけど、
そのたびに、
頭の中では殺気立つし、
体は力が抜けるし、
やっぱり春だし、
体の中と外気との区別 … 続きを読む

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allweys

いつだって目は見えるし
いつだって耳は聞こえるし
いつだって口はきけるし
だからいつだって感じていられる
だからいつだって思うことがある
だからいつだって考えていられる
それならいつだって冷静に判断できるはず
いつだって … 続きを読む

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だましあい

ひとはカッコよく見せるために、演技をする。
その演技は時に激しい自己嫌悪を呼ぶ。
それから逃れるために「それが必要なんだ」と思い込む。
そして自分はカッコよくなった気になる。
他人はその演技を演技であるかどうかわからない … 続きを読む

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そこにあるのも希望じゃねえ。

(註:この頃、日記そのもののタイトルが「killing time」というものでした。「暇つぶし」という意味です。)
おれが書いてるのは日記じゃねえ。
そのまんまだが「殺しの時間」だ。
伝えたいのはメッセージだが載せたいの … 続きを読む

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限りなく

「世界」ってどこからどこまでだろう?
どんな小さなものまでも、入るんだろうか?
原子?電子?アレにだって体積はあるだろ?
限りなくゼロに近いとしても。
だってそうだろ?
その集まりで体積が生まれるわけで。
じゃあ、それを … 続きを読む

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